Accelerating Digital Transformation
DX取組の推進

Accelerating Digital Transformation ーDX取組の推進ー

企業理念

世界中の多様性の果実を、世界中の多様な人と味わうための今と未来を作るプラットフォーマーになりたい

ユーザーへのサービスプロバイダとして

  1. データドリブンな意思決定
    「みんラリ」はユーザーのチェックインデータ、評価、コメントなどを収集し、これらのデータを元にユーザーの行動傾向を理解し、サービス改善や新機能の開発方針を定めるなど、全ての意思決定をデータに基づいて行うことでデジタルトランスフォーメーションを推進します。
  2. AIと機械学習の導入
    AI技術を活用して、ユーザーの既存の行動から次に訪れるであろう場所を予測し、それに合わせたラリーを提案します。これにより、ユーザーのエクスペリエンスをパーソナライズするとともに、デジタルトランスフォーメーションを加速させます。
  3. クラウドベースのインフラ構築
    データの保存と分析を効率化するために、クラウドベースのソリューションを採用します。リアルタイムでのデータ分析や迅速な意思決定が可能となることで、デジタル化のスピードを上げます。
  4. 将来におけるAPI経由のサービス提供
    将来的にはサービスを外部に開放し、他のアプリケーションやサービスと連携できるようにすることで、新たなビジネスチャンスを創出します。APIを公開することで、「みんラリ」のプラットフォーム上で起きている動きを他のサービスと連携して利用できるようになります。
  5. モバイルファースト戦略
    当社はGPSを軸にしたサービスを展開しており、ユーザーの利用環境がスマートフォン中心に移行している現在、モバイルファーストな設計を行うことで、ユーザーの利便性を高め、デジタルトランスフォーメーションを加速させます。

これらの戦略を実行することで、ファントレック社はデジタルトランスフォーメーションを加速し、競争優位性を獲得し、ユーザーへの価値提供を最大化することが可能となります。

企業統治における指針としてのDX活用

  1. リモートワーク体制の構築
    技術力が高く、インターネットに精通した人材が分散している現代では、全社を通じてリモートワーク体制を整備し、柔軟な働き方を支える環境を整えることが重要です。これにより、地域や時間に制約を受けずに優秀な人材を確保し、生産性を向上させることが可能です。
  2. AIを活用した自動化と効率化
    大量のユーザーデータやビジネスデータを管理するため、AIや機械学習を用いてデータ分析を自動化します。これにより、ユーザー行動のトレンドをリアルタイムで把握し、迅速な意思決定を行います。また、これらのテクノロジーを活用し、内部の業務プロセスも自動化・効率化し、より集中的な作業に時間を割くことが可能になります。
  3. データセキュリティの強化
    デジタル化が進むにつれ、データ漏洩のリスクも増大します。セキュリティ対策の強化は必須であり、最新の暗号化技術の採用や、定期的なセキュリティ教育を行うことで従業員一人一人がセキュリティ意識を高めます。
  4. クラウドの活用
    データの保存、分析、そしてリアルタイムでの共有のためにクラウドを利用します。これにより、どこからでも情報にアクセスでき、リモートワークを支えるとともに、業務の効率性を向上させます。
  5. デジタルスキルの教育と育成
    社員がデジタル変革に適応するために、デジタルスキルの教育と育成に投資します。これにより、社員が新しいテクノロジーやツールを適応するスピードを上げ、組織全体のデジタルトランスフォーメーションを推進します。

これらの戦略により、ファントレック社は社内のデジタルトランスフォーメーションを進め、より高い生産性と効率性を達成し、最先端の技術を活用してサービスを改善し続けることができます。

DX推進体制

  • 社内の体制
    代表取締役津田柊太朗を中心に、具体的な取り組みを推進・発信し、社外取締役もデジタルやICTに精通した人物を起用いたします。
  • 外部人材・クラウド型システムを活用する際の指針

DXに関連して外部人材と提携する際は、弊社のDXに関する考え方を充分に伝え、それに矛盾がない方かどうかを充分に検討することと致します。
GoogleAPIをベースとしたみんラリをはじめとするサービスに同期を合わせるため、企画・開発にはクラウド型システムの導入を行い、アクセスコントロール、プライバシーポリシー等を充分に確認します。

DX推進に向けた技術活用

クラウドサービスの活用:社内のITインフラをクラウド化することで、最新の情報処理技術を容易に導入できます。AWSやGoogleなどのクラウドサービスを利用しており、最先端のAIやビッグデータ処理などの機能を提供しているので、継続的に活用していく。
教育と研修:社員が最新の情報処理技術を理解し、適用できるように、定期的な教育や研修を提供します。これには、内部セミナー、オンラインコースの利用、外部の専門家による講義などが含まれます。
パートナーシップとコラボレーション:特定の技術領域に深く特化したスタートアップや専門企業とのパートナーシップを形成することで、新しい情報処理技術の活用を加速することができます。
実験とフィードバックのサイクル:新しい技術を試すための「実験の文化」を醸成し、それに基づいて素早く学び、改善するフィードバックのサイクルを確立します。

DX推進を通じて目指す姿

  • 主要サービス「みんラリ」のユーザー数および一人あたりPV数向上
  • データドリブンな意思決定の割合向上。重大な意思決定がデータに基づいて行われたかどうかを記録。
  • デジタル化による業務効率化数の向上。手動で行っている業務の一部をどれくらい自動化したかを測定。
  • デジタルスキルの教育と育成教育参加率:全従業員のうち、デジタルスキル教育を受けた人の割合を計測。

これらの指標はあくまでスタートラインであり、会社がデジタルトランスフォーメーションを進める中で、より効果的な指標を求めていく。

DX推進にかける思い

デジタルとは、実世界の連続的な無数の要素を、精緻に織り成された1と0のパターンに変換する術です。この二元的な言語を通じて、私たちは情報を軽やかに操り、複雑なアナログの世界を凝縮し、その精髄を捉えることができます。デジタルと言えば、コンピューターの世界のものと思うかもしれませんが、人間の神経伝達物質であるニューロンは電気的な信号、一種の「オン/オフ」の言語を駆使しており、私たち人間自体もまたデジタル的な要素をそもそも有しているといえるわけです。そういう意味では、人間という存在は、デジタルとアナログの双方の要素を融合したハイブリッドな生物といえるでしょう。

過去を振り返れば、我々の社会は長い間、アナログに満ち溢れていましたが、やがてハイブリッドの時代に足を踏み入れました。デジタル化に畏怖を感じる人々もいますが、そもそも人間は、先んじてハイブリッドな存在です。我々人間が自身が持つデジタルとアナログの両方の要素を活かすことで、社会の進歩をなし得てきましたし、これからもそうしていくでしょう。この複雑で未解明な生体システムである人体のように、私たちはこの世界を、コンピューター・テクノロジーの恩恵であるデジタル化を適応し、進化させることで、より良い社会へと転換させることができると考えています。

そうはいっても、デジタル化を真に活用するためには、裏側にあるアナログの要素の尊重が欠かせません。デジタル化は効率化と大規模な情報処理を可能にしますが、それがアナログの世界が持つ豊かさや繊細さを無視または陳腐化させては活用できていることにはなりません。我々はデジタル化が、この多様で豊かな世界を全ての存在が、その長所を活かして存分に愉しむことができる形にまで高めることを追求したいと考えています。それが、我々ファントレックが推進し、達成したいビジョンです。

代表取締役 津田柊太朗